はじめ聞いたとき、は?シンデレラとスーパーマンが合体した映画?
と、本気で思ったりしました。
でも、まったく違う映画です(あたりまえ)。
※どうやら、シンデレラマンとは、奇跡の人という意味みたいです。
先に試写会でみた夫の話によると、
「あんた、ボロボロ泣くで〜」とのこと。
※たぶん、夫が泣いたような気がする・・・。
最近は、レネー・ゼルヴィガーが来日していたりするので、
ご存知だと思います。
そう、レネー・ゼルヴィガーとラッセルクロウの映画。
家族の幸せだけを願っていたら、いつの間にか”アメリカの希望”になっていた、そんな父親の物語(実話)。
なんですね〜。
【ストーリー】
愛する美しい妻のメイと3人の子供たちに囲まれた幸せな日々。
前途有望なボクサーとして活躍していたジム(ジミー)の人生は希望に満ちていた。
しかし、右手の負傷で事態は急転。
ついに、ボクサーのライセンスを剥奪されてしまう。
そのころのアメリカは、大恐慌が起こり、アメリカ経済は壊滅状態。
ジムも仕事にありつけず、過酷な肉体労働で日銭を稼ぐが、それでも暮らしは切迫状態。
そんなある日、次男が倒れてしまう。
メイは、家族を守るために子供たちを親類の家に預けることを決意する。
それは彼女にとっては苦渋の選択だったが、ジムは絶対に許さなかった。
そんな時、世界ランキング2位、もっとも勢いのある選手との試合の話が
持ち上がる。
対戦相手が見つからず、リングに上がって彼に打ちのめされてくれるなら、
誰でもいい、そんな話だった。
ジムは、その試合を喜んで引き受けた。
その試合で得る報酬で家族がばらばらにならずにすむ。
家族を守りたい一瞬で・・・。
そしてそこから、彼のシンデレラストーリーが始まる・・・。
+++
昨日、とくだねで紹介していたシーンを見て、夫が、
そう、このシーン、僕と一緒やねんと、僕もそうやねんと
めちゃくちゃ力説していたシーンがある。
ジムの試合前の会見シーンで、記者にひとつの質問をされる。
記者「あなたはなぜ戦うのですか?」
ジム「ミルク」
「家族を養っていくために戦うんだ」という彼の一途な思いがストレートに伝わるシーン。
夫は、ここにものすごく共感したらしい。
夫も、家族のために仕事がんばってるのか〜。
へえ〜と、思った。
「今日も遅いの?えー!仕事の要領わるいんちゃうん?」と
毎日、妻にいやみを言われる夫。
時には、「お仕事、お疲れ様。いつも家族のためにありがとう」
なんていう、言葉をかけてくれ〜という訴えだったのかも。
私がそんなしおらしいことを言うこと事態が、奇跡の話。
いや、ひょっとしてこの奇跡の言葉をかけたら、
私たちも奇跡の人、シンデレラマンになれるのかも!?
<この映画をおすすめする人>
・家族のために仕事をがんばっているお父さん
・シンデレラストーリーが好きな人
・家族愛に弱く、泣きたい人(←これ、わたし)
<この映画をおすすめしない人>
・男のロマンが理解できない(嫌いな)人
・泣かせる王道作品にいまいち共感できない人
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追伸:
子供の熱は昨日から下がりました。今朝も熱はなく、いつもどおりの元気さを取り戻してきたみたい。よかった〜。
ご心配をおかけした皆様、優しいお心遣いありがとうございましたm(__)m